初心者でも挑戦しやすいのは?浴衣の帯の種類
2022年10月21日
アレンジ自由自在の半幅帯
「半幅帯」とは、名古屋帯や袋帯などに比べて「幅が半分の帯」。幅は15、16cmほどと狭いものの、長さは3m60cmから4m以上のものまであります。結びやすく初心者も挑戦しやすい帯です。絹だけでなく、木綿や麻、ポリエステルといった様々な素材が用いられています。基本的には、帯全体に柄が施されている全通柄のものが多いです。中には、裏と表で柄が異なるリバーシブルの帯もあるため、自由なアレンジを楽しむことが出来るでしょう。
柔らかい生地が特徴的な兵児帯
「兵児帯」の特徴は生地が柔らかく、幅が広いことです。「兵児(へこ)」とは、「青年男性」という意味。薩摩兵児(薩摩の15歳から25歳の男性)が締めていたことから、「兵児帯」と呼ばれるようになりました。本来は男性用のものでしたが、女性用の帯としても広く親しまれています。絹やポリエステルのようなハリのある生地を選ぶと、ボリューミーで華やかな印象に仕上げられるでしょう。
簡単かつ綺麗に仕上げられる作り帯
帯を上手く結べない、帯が崩れてしまいそう、といった場合もあるでしょう。「作り帯」とは、あらかじめ帯結びの形がつくられている帯です。「結び帯」や「簡易帯」などとも言います。作り帯を選ぶメリットとして1番に挙げられるのは、帯結びによる負担の軽減です。帯が崩れてしまっても、すぐに直すことが出来るでしょう。また、帯の結び目自体が傷みにくくなるという点も、作り帯が持つメリットの1つです。作り帯の結び方のバリエーションは豊富で、中には作り帯には見えないような自然な仕上がりのものもあります。
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